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東北新幹線の東京から主要駅へのグリーン車料金一覧表

東北新幹線は、東京から新青森を結ぶ高速鉄道です。 1982年に東京〜盛岡が開業し、以後39年もの月日をかけて2010年に新青森までが開通となりました。以下は、東北新幹線の東京から主要駅までの料金一覧表です。

  普通車 グリーン車 グランクラス
小山 4060円 4570円 9710円
宇都宮 4930円 6470円 11610円
郡山 8200円 10770円 15910円
福島 8950円 11520円 16660円
仙台 10890円 14480円 19620円
盛岡 14230円 17820円 22960円
八戸 15780円 19370円 24510円
新青森 16840円 21460円 26600円

東北新幹線には、通常の車両の他にグリーン車もあります。料金計算の仕組みは、普通車を基準に、特急料金を520円引いた上で、走行距離に応じた料金(〜100km=1030円/〜200km=2060円/〜300km=3090円/〜700km 4110円/701km〜5140円)がプラスされるというものです。

例えば東京〜小山の場合、走行距離は80kmなので、4060-520+1130=4570円になります。これが小山の次駅である宇都宮までだと、走行距離が109kmになるため、4930-520+2060=6470円となります。普通車の場合は料金に1000円の差もなかったのに、グリーン車だと2000円近い差になっています。グリーン車は走行距離によって料金が大きく変わる事が注意点です。

 

東北新幹線は全部で6種の列車があり、その内の「はやぶさ」「はやて」「こまち」は全席指定で、 「つばさ」「やまびこ」「なすの」については自由席もあります。 一部列車を除いて、つばさはやまびこと併結して東京〜福島を運転し、こまちははやぶさと併結して東京〜盛岡を運転しています。

所要時間は最速の「はやぶさ」の場合、東京から仙台が約1時間半、盛岡まで2時間10分、終点の新青森まで3時間となります。下記のグランクラスに乗るなら、最低でも仙台以遠まで乗らないとコスパ的に勿体ないですね。

グリーン車より豪華なグランクラス〜そのサービスとデメリット

新幹線における設備が豪華な車両としてはグリーン車が有名ですが、2011年3月5日より、グリーン車の更に上位のサービスが提供されるグランクラスが登場しました。

グランクラスは、いわば飛行機のファーストクラスのようなもので、広々とした座席、毛布・スリッパなどのアメニティグッズを完備、軽食や飲料が無料(アルコール類も含む)など、非常に充実したサービスが特長です。

グランクラスの料金は、グリーン車よりも更に5000円程度高くなりますが、飲み放題・食べ放題という点を考慮すれば、グリーン車よりもお得と言えるかもしれません。

一方で、グランクラスにはいくつかのデメリットもあります。その一つが座席の構成です。グランクラスでは、個人のプライベート性を重視して、隣接する座席との間に仕切りが設けられているため、家族や友人と並んで座った場合にお互いの姿が見え辛い場合もあります。また、座席を回転させるような事も不可能なので、通常の新幹線のように向かい合って話すという事も出来ません。複数人でワイワイ楽しみながら移動したい人は、グランクラスを選ばないほうが良いかもしれません。

また、グランクラスに乗車するのに特に年齢制限はありません。ですから、折角高い料金を払ったのに、周りで子供や赤ん坊が泣き喚いてゆったりと過ごせなかったというクチコミも聞かれます。快適な旅となるか否かは、周りの乗客に左右される(=運次第)というデメリットは、グリーン車やグランクラスにグレードアップしても解決されない訳です。

ちなみに、新幹線の特急料金は、閑散期が200円割引、繁忙期は200円増しとなっていますが、グリーン車やグランクラスはこうした時期による料金の差はありません。


【料金と時間比較コーナー一覧】
東京〜大阪東京〜神戸東京〜北海道東京〜沖縄東京〜福岡東京〜金沢
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